鴫

鴫誌(平成30年5月号)より

代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

春の星
橋道子
太陽の在処うすうす三月野
桃の花ケアーハウスの美容室
注ぐ湯の捩れつほぐす桜漬
納まりし函の闇にも雛遠目
意に添へぬ気まづさに巻く春ショール
剽軽な顔の自動車葱坊主
春しぐれ四谷市ヶ谷坂どころ
画鋲置くやうに高層春灯す
鳥潜る桜甘いか薄味か
ふと乗りし船の長途に春の星


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