鴫

鴫誌(令和2年1月号)より

代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

取りくづす
橋道子
秋湿り潮湿りして白き椅子
七十年前は遠浅椿の実
秋風や笑みてみなとのやうな人
袖丈は短めが好き栗が好き
どこまでを清貧といふ栗の飯
露の上露の零れてひびきけり
沼たひら雨には雨の薄紅葉
クレーンの大爪に冬隣りをり
どこも異郷秋の夕映あるならば
あたたかき十一月を取りくづす


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