鴫

鴫誌(令和元年7月号)より

代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

潮鳴り
橋道子
夏シャツの背は帆自転車疾走す
「懐かし」の英訳知らず夏欅
暗転に死者立ち上がる夏芝居
黒石を平らに敷きて涼新た
盆の月辞書に電池を乞はれけり
今朝秋の白雲淡し悔あはし
八月の潮鳴りを聴け師の忌来る  
佐原吟行三句
遠太鼓待宵草の黄を揺らす
健脚の忠敬像に梅雨を問ふ
梅雨湿る小江戸の すい の細格子


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