鴫

鴫誌(令和3年6月号)より

代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

明日
橋道子
一鞭の春の雷より稿起こす
なほざりの城山ふくれ花の雲
少し散りさくら十二分とぞおもふ
昃れば揺れ重くなる春の水
息切らし来て山門に会ふ黄蝶
誰も避くる涙石なる春の水
火急の用あるか烏の巣の騒ぎ
咲きつめて皓皓つづく胡蝶蘭
コロナ禍の春や酔生夢死は嫌
明日からの計立てなほす春の星


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