鴫

鴫誌(令和2年9月号)より

代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

風鈴
橋道子
天辺にこぞる白光山法師
金雀枝や要にして急紙買ひに
朝鍋に玉子をおとす走り梅雨
夏シャツの縞の記憶の生半可
靴履きし母を知らざり濃紫陽花
蓮開く修羅くりかへす世に染まず
動かざるポスト大食ひ日の盛り
こころよく髪失ひつ洗ひけり
短夜の入口に聴くサラサーテ
風鈴も心も揺さぶられてこそ


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