鴫

鴫誌(平成30年7月号)より

代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

予感
橋道子
桜さくら一本も千本も
石段は遊具のひとつ飛花落花
磯巾着捕らむ深掘り大囲み
這ひ初めの動画一分みどりの夜
抽斗を閉づればはじけ薫衣香
葉桜の下なら死者と通じさう
青葉して読めぬ予感に買ふ一書
鉄線や好きな言葉に「リスペクト」
迷はずに顎紐つきの夏帽子
新しき眼鏡に傾ぐ青山河


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