鴫

鴫誌(令和元年6月号)より

代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

癒えたしか
橋道子
まばらなる雀隠や海はるか
深夜聴くものにラジオと春の荒れ
花万朶防災井戸のある屋敷
通院といへどはづんで花の下
春愁や耳まで柔きパンを切り
参加せぬ日の春空のこのつづき
小さいが香りを召せと筍来
手始めに筍煮付け癒えたしか
茎立や鳩はうしろを振り向かず
花ふぶき晩年といふみづいろに


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