鴫

鴫誌(令和4年1月号)より

代表近詠 名誉代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

土偶
加藤峰子
コスモスの会話横向き後向き
トラクターに座らせてある捨案山子
朝霧を吸うて土偶の口肥大
ブルーシートのままの余生や村の秋
台風圏分身のやう腰ラヂオ
秋園の枝にはためく作業シャツ
爽やかや洗顔の水しなふ水
良夜かな南瓜の馬車で逢ひし頃
枝豆の湯気をしづめて持たせけり
百通の投句に百の月宿す


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