鴫

鴫誌(令和3年5月号)より

代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

ささらめく
橋道子
季を分くる嵐となりぬ蜜柑山
春ならひ水面に網目つくりけり
不惑の子幼となりぬ春の夢
春暁の仕込みはじまるパン工房
はじめから気の合ふ人の春ショール
ヒヤシンス曲るわたしの背骨ほど
春一番帽子かぶれば若くなる
亀の鳴く良妻らしく付き添へば
今生とおもふ花束春の燭
山笑ふささらめく川ふところに


バックナンバーへ

▲このページの先頭へ
旧字体等で表記できない文字は書き換えています
Copyright(c)2011, 鴫俳句会.All rights reserved