鴫

鴫誌(平成30年11月号)より

代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

風樹
橋道子
八月の風樹いつぽん炎のかたち
新涼や頂上にある県境
かしこまる狐と出あふ葛嵐
高原の秋の花火の透きとほる
浮人形「ゐないゐない」は「ばあ」を待つ
朝市の作りつつ売る鰻飯
盆波の八戸にゐて師の忌なり
玫瑰や雲を引つぱる紺怒濤
八月十五日ラーゲリの句会録
思ひ出の重さに軋む籐寝椅子


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