鴫

鴫誌(平成30年7月号)より

代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

一雨
橋道子
擬宝珠の花のモーブに雨怒濤
花ぎぼし一雨に色を攫はるる
水打つて育休教師ハンサムな
微笑より苦笑の似合ふ更衣
月見草潮騒は誰も止められず
掘りたての蟹の穴より小風かな
こぼれ咲く不思議のひとつ文字摺草
紋章のごと青鷺は樹の真中
実梅落つ音に歩幅を立てなほす
喜びは小さきにかぎる花南天


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