鴫

鴫誌(令和元年12月号)より

代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

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橋道子
榠櫨の実空張り詰めてはりつめて
雑然を 乱国(らんごく) と言ふ柿の里
勘狂ふかりがね寒き川に出て
秋うらら天津飯のふは卵
台風裡いちいち使ふ糸通し
ゆく秋の森を離さぬ風の音
風狂のかたち芒の揺れどほし
微笑みのやうな花束秋ゆふべ
つつしんで花束飾るあと夜長
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