鴫

鴫誌(平成31年1月号)より

代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

冬三日月
橋道子
人混みののめりて駅へ赤い羽根
澄む水に踏石のごと雲映る
昃れば人影めくよ秋噴水
寝がへりに覚め折返す長き夜
大空の明渡されて文化の日
一羽来てたちまち十羽木守柿
ねんねこの喃語には無し外国語
落葉舞ふやうに考へ空回り
青黒き空の研ぎあぐ冬三日月
もう乗らぬ自転車に干す唐辛子


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