鴫

鴫誌(平成31年2月号)より

代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

寸止め
橋道子
石に色貰ひし蜥蜴眼を宙に
茸ピザ血よりも水の濃き仲間
柳散る城下名残の紙問屋
北風に入れ替る夜の袖机
光呼び込むため街路裸木に
枯園に眠るライオン頭を腕に
寸止めの言葉を包む革コート
形見分け済み全開の冬座敷
幼児椅子買ふにはじまる年用意
書けば迷ふ書かねば虚し石蕗明り


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