鴫

鴫誌(平成31年3月号)より

代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

寒北斗
橋道子
松の丘冬の日照雨のもう上がり
鴨百羽石に変身するところ
ももいろの花柄マスク滑り台
脱げば手に負へぬコートのやうな人
歳晩の雨や御愡気豆ぽつり
平成を惜しめば滲む寒北斗
獏枕獏に少しく怠けらる
リモコンにシャッターを押す初写真
集ひたる余韻の卓や賀状束
(しろがね) に照る裸木の未来形


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