鴫

鴫誌(令和6年12月号)より

代表近詠 名誉代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

金木犀
橋道子
赤松の傾ぐ高きを秋燕
長子次子ばらばらに来て秋彼岸
音あらぬ真夜こそよけれ金木犀
「気をつけて」を背に秋の街明り
天高し船のかたちのスニーカー
参道の傾斜に怯む釣瓶落し
歳月の今は二人のとろろ汁


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