鴫

鴫誌(令和6年4月号)より

代表近詠 名誉代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

二章目
橋道子
名を書くに渾身の夫祝箸
年酒の酔ひ醒ましたる地震の報
遊ぶこと知らざりし母切山椒
北窓を開く晩節の二章目も
春の雪霏々や夫に翁眉
夜のぶらんこ黒澤明生きつづく
叔母といふ柔らかな距離春コート


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