鴫

鴫誌(令和5年12月号)より

代表近詠 名誉代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

能舞台
橋道子
ピクルスを嚙むやひりひり秋旱
荒む世の敬老の日のどら焼きよ
退屈といふ贅沢の木の実独楽
露けしや空缶捨つる音二秒
菊の雨父の遠忌はにぎやかに
かの世との往き来を露の能舞台
紅葉且つ散る鈴振ればことさらに


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