鴫

鴫誌(平成31年3月号)より

代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

石田きよし 選

オカリナの色なき音や冬うらら
柴田歌子
ねんごろに福島産の林檎食む
大島節子
釣り糸の眠さう勤労感謝の日
松林依子
冬ぬくし十色の声の紙芝居
佐藤晶子
真つ新な足袋小走るや向島
中島芳郎
血管を褒められてゐる師走かな
宮川智子
梟の眼光一瞬闇を射る
木澤惠司
墓石にも横顔のあり実千両
足立良雄
印刻む夫の傍ら毛糸編む
西嶋久美子
高階に名残りの空を仰ぎけり
遠山みち子



バックナンバーへ

▲このページの先頭へ
旧字体等で表記できない文字は書き換えています
Copyright(c)2011, 鴫俳句会.All rights reserved