鴫

鴫誌(令和3年6月号)より

代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

石田きよし 選

あなうれし和魂目覚ます初桜
藤沢秀永
ぽつと出の我が生涯や残る鴨
中嶋芳郎
春雷や矢倉囲ひへ端歩突く
西村とうじ
根つからの注射嫌ひや蝌蚪の紐
立花光夫
白梅やフラッシュバックの母の顔
西嶋久美子
色褪せてよりの貫禄内裏雛
三木千代
眼福やあやに解かれて蝶生まる
五十嵐紀子
この店のこの草餅のこの餡子
森しげる
悠然と国道過る孕み猫
塙 貞子
三月十一日乾電池買ふ
宮ア根



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