鴫

鴫誌(令和2年10月号)より

代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

荒井和昭選

止り木に辿りつきたる夏帽子
中島芳郎
草刈りの女駅員改札す
松林依子
半眼の蟇の木戸番村歌舞伎
奥井あき
単線の車輛に蝿ののつてをり
宮ア根
ぎしぎしや飴色に川濁りたる
山本久江
てきぱきと妻の指示受け盆用意
濱上こういち
特急の通過する駅濃紫陽花
渥美一志
下闇に杖に顎載せゐたりけり
西村とうじ
打ち揃ひ風上を向く鵜のコロニー
西嶋久美子
口も手も達者な農婦田草取
塙 貞子



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