鴫

鴫誌(令和8年1月号)より

代表近詠 名誉代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

山口ひろよ選


パリコレヘ飛べよ櫟の実の帽子
土門なの子
ミャクミャクを抱き秋夜の児のあくび
尾川美保子
秋寒し時計を見遣る若き医師
清瀬朱磨
龍淵に嬰にたつぷり張る乳房
秋元政子
上枝より色葉散りぬるさくらの木
山本久江
おでん屋の極意昆布とことことと
森しげる
ささがにの道の暗がり臭木の実
五十嵐紀子
マスカット大地に下がるシャンデリア
小山たまき
吊るされて鮭のまなこの零れさう
宮川智子
秋桜の強さを俺が知つてゐる
川P 康



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