Shigi-haikukai
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つと入りに似る遺失物案内所
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山口ひろよ
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中山皓雪
ふらり出て山車十台を見て帰る
箕輪カオル
花嫁のドレスの掛かる夏座敷
平野みち代
一瀑のオホーツク海を突つついて
甕 秀麿
鉢植ゑに水あふれさせ夕端居
宇都宮敦子
メモ書きに何の数字か蒸し暑し
坂場章子
梅雨の月嫌ひなものに缶コーヒー
和田紀夫
一山のわおんと弾む蟬時雨
鎌田光恵
木漏れ日の小さな揺らぎ原爆忌
原田達夫
水族館の水母百態酔ひごこち
松林依子
抜ける程空の青さの猛暑かな
山内洋光
朝の一報熱中症アラート
奥井あき
八月来義父の遺せし日章旗
三木千代
産土に着けばひぐらし十重二十重
笠井敦子
パリの古き画飾りぬ夏のオリンピック
田部井幸枝
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