鴫

鴫誌(令和8年3月号)より
代表近詠 名誉代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

胴震ひ
加藤峰子
山茶花の熱を孕みて散り敷きぬ
冬空の日矢降り注ぐ池の鯉
雪吊やあまたの縄の乾き癖
満天星の真紅の冬芽天を突く
寒晴やペンキ汚れの鳶職の肩
郁子の葉のしたたかな照り十二月
ぬか雨や塩をなじませ鰤寝かす
寒暁や胴震ひする脱水機
付箋紙の立ちたる句集花八手
両腕に接種無敵の十二月


バックナンバーへ

▲このページの先頭へ
旧字体等で表記できない文字は書き換えています
Copyright(c)2011, 鴫俳句会.All rights reserved