鴫

鴫誌(令和4年10月号)より

代表近詠 名誉代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

あかり窓
加藤峰子
赤べこの頷いてゐる熱帯夜
万緑に向ける揺り椅子母の昼
梅雨あがる夜はあめ色の掘削土
麻帽子被れば詩人町会長
止り木に静かな笑顔ソーダ水
代はるがはる緑蔭の猫撫でて過ぐ
戻り梅雨博物館のあかり窓
心太突出し器より潮の香
預かり子日の盛りより引き戻す
爪ほどの西瓜白寿を潤せり


バックナンバーへ

▲このページの先頭へ
旧字体等で表記できない文字は書き換えています
Copyright(c)2011, 鴫俳句会.All rights reserved