鴫

鴫誌(令和4年7月号)より

代表近詠 名誉代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

伊八の海
加藤峰子
菜の花にそまる伊八の海たひら
まう一周歩く白蓮さびぬ間に
春は曙表情筋のストレッチ
そよそよと火焔ほぐるるチューリップ
春大根おろす会話をするやうに
若蘆の音のさりさり伸びにけり
花ふぶき遊び足らざる駄々の声
首横の譲らぬ自我よゴム風船
傾ぎては鰭の直進水草生ふ
萵苣ちぎる竿屋口上響きくる


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