鴫

鴫誌(令和7年5月号)より

代表近詠 名誉代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

この道
橋道子
百年を褪すれど老いず内裏雛
豆雛も並べて売られ饅頭屋
ふと買うて一生ものの春セーター
オリーブ油に目刺を焼いてこれもよし
眼薬を四種さす間の春の月
胸奥の闇霽らすかに白木蓮
卒業の無きこの道を梅真白


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