鴫

鴫誌(令和5年3月号)より

代表近詠 名誉代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

湯豆腐
橋道子
外つ国へメール一瞬明の春
海側に陽気な雲の初景色
すぐ馴れていとこ同士のはしやぎ初め
読み初めにおろす十倍天眼鏡
北風街道這ひ蹲ふに似る歩み
店奥の寝かしものなる大火鉢
今のいまが夢か湯豆腐ひとゆらぎ


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