鴫

鴫誌(令和4年8月号)より

代表近詠 名誉代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

荒木 甫 選

この道を進めと谷戸の初蛙
尾川美保子
九条つてなーにと問はる子供の日
木澤恵司
毋の日はウクライナにもロシアにも
渥美一志
眉作り声繕うてサングラス
西嶋久美子
波頭つんと尖りて夏兆す
向山加行
麦作る地の塹壕の深さかな
土門なの子
新しき堰止めの板田水張る
山本久江
春の陽に押し出す姉の車椅子
三木千代
畦塗りの乾きて深き獣跡
齊藤哲子
芍薬の襞に昨夜の雨少し
川P康



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