Shigi-haikukai
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鴫誌(令和5年2月号)より
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羽音抄
加藤峰子 選
飽くる無く学ぶ余生や花八つ手
江波戸ねね
酢牡蠣喰ぶ波の底寝の浜泊り
奥井あき
枯れ蔦の覆ふあの窓たぶん開かぬ
島田喜郎
嚙みしめて歯のなき痛み冬ざるる
足立良雄
コート着て月蝕の華麗なる行方
山口ひろよ
柿落葉まだ踏んばれる骨密度
山内洋光
久女句碑訪ひて深山の冬桜
松林依子
頰に触れ正絹のごと枯尾花
鎌田光恵
落葉して枝に寄生木揺るるかな
和田紀夫
冬霧にビルの直角浮かびくる
尾川美保子
片脚は遠き湖冬の虹
西嶋久美子
老いて今素直な兄よ風邪ひくな
齊藤哲子
霜の野に温もり盛りて土竜塚
森しげる
冬菊の遊び心を括りをり
加藤東風
釈迦の指母に似てをり小六月
野口和子
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